【完全ガイド】外国人が日本で銀行口座を作る方法|必要書類・おすすめ銀行・手順をすべて解説

日本で生活するうえで、銀行口座はなくてはならないものです。
給与の受け取り、家賃・光熱費の支払い、海外への送金などすべてに銀行口座が必要です。

しかし、外国人の方から「口座を作ろうとしたら断られた」「何を準備すればいいかわからなかった」という声を多く聞きます。
この記事では、外国人が日本で銀行口座を作るための方法を、必要書類・銀行の選び方・手順まで、ステップバイステップで解説します。

外国人が日本で銀行口座を開くのは難しい?

結論から言うと、正しい準備をすれば外国人でも口座を開設することは十分可能です。
ただし、日本人と同じ手順で進めようとするといくつかの壁にぶつかります。
外国人が口座開設で苦労しやすい主な理由は以下の4つです。

①言葉の問題

銀行の窓口は基本的に日本語のみ対応。申請書類もすべて日本語で書かれているため、日本語に不慣れな外国人には手続きのハードルが高い。

②在留期間の制限

多くの銀行は「在留期限が3ヶ月以上あること」を口座開設の条件にしているところが多いです。来日直後や在留期限が近い場合に断られることがある。

③必要書類の多さ・わかりにくさ

在留カード・パスポート・住民票など、複数の書類を揃える必要があり、何が必要かわからずスムーズにできないケースがあります。書類に不備があると窓口で受け付けてもらえないこともあるので注意が必要です。

④口座開設の目的の確認

マネーロンダリング防止の観点から、銀行側が口座開設の目的を確認するケースがあり、「なぜ口座が必要か」を具体的に説明できないと審査が通らない場合もあります。

これらの壁は、事前に正しい情報を知っておくことで、ほとんど回避できます。
次のセクションから、具体的な対策を解説していきます。

日本の銀行口座を作るために必要なもの

銀行口座を開設するために、基本的に以下の書類が必要です。

【共通で必要な書類】
●  在留カード(Residence Card)
●  パスポート
●  現在住んでいる日本の住所がわかるもの(住民票など)
●  連絡先電話番号(日本の携帯電話番号があるとベター)

在留資格別の必要書類チェックリスト

在留資格によって、必要な書類や口座開設の条件が異なります。

在留資格必要書類注意点
就労ビザ
(技術・人文知識・国際業務 等)
在留カード、パスポート、住民票在留期限が3ヶ月以上あればほぼどの銀行でもOK
特定技能在留カード、パスポート、住民票就労ビザと同様。支援機関経由での開設支援も活用可
留学ビザ在留カード、パスポート、入学許可証(求められる場合)一部の銀行は在学証明書を求めることがある
永住者・定住者・日本人の配偶者等在留カードまたは特別永住者証明書一番ハードルが低い。ほぼすべての銀行で開設可能
観光ビザ(短期滞在)基本的に開設不可短期滞在者向けの口座は日本では開設できない

外国人におすすめの銀行4選

外国人が口座を開設しやすい銀行を4つ紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、自分の状況に合ったものを選びましょう。

① ゆうちょ銀行|最もハードルが低い

ゆうちょ銀行は日本全国どこにでもある郵便局で口座を開設できます。外国人に対して比較的柔軟な対応をしており、来日直後でも開設しやすいのが特徴です。

こんな人におすすめ:
●  来日したばかりで日本の住所がある
●  近くに郵便局がある
●とにかく早く口座を作りたい

② メガバンク(三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行)|信頼性と安定感

三大メガバンクは全国に店舗・ATMが多く、給与振込口座として企業側も指定しやすいため、就労目的の外国人に特に向いています。多言語対応ATMや海外送金サービスも充実しており、長期滞在者に安心の選択肢です。

こんな人におすすめ:
●  会社から給与振込口座を指定される予定がある
●  長期間日本に滞在する予定がある
●  海外への送金や外貨両替を利用したい 

⚠️ メガバンクの注意点
来日直後で在留期間が3ヶ月未満の場合、開設を断られることがあります。
まず①ゆうちょ銀行で口座を作り、在留期間が延びてからメガバンクに切り替える方法もおすすめです。

③ ネット銀行(住信SBIネット銀行・PayPay銀行)|スマホで手軽に完結

ネット銀行は窓口に行かずスマホだけで口座開設から管理まで完結できるのが最大のメリットです。ATM手数料・振込手数料が月に一定回数無料になるプランが多く、日常使いのコストを抑えられます。

こんな人におすすめ:
●  窓口に行く時間が取りにくい
●  スマホで日本語・英語アプリを使いたい
●  ATM・振込手数料をできるだけ節約したい 

⚠️ ネット銀行の注意点
会社によっては、給与振込口座としてネット銀行を指定できない場合があります。入社前に会社の規定を確認しておきましょう。

④ セブン銀行|来日直後でも開設しやすい

セブン銀行はセブン-イレブンのATMを軸にしたネット銀行です。
在留カードがあれば来日直後でも口座開設できるケースが多く、多言語対応も進んでいます。

こんな人におすすめ:
●  来日直後
●  コンビニATMをよく使う
●  日本語に不安がある

詳しく知りたい方は、セブン銀行の公式サイトをご覧ください。

銀行口座開設の手順(ステップ別)

以下の流れで口座開設を進めましょう。

住民票の登録を済ませる(市区町村役場で転入届を提出)

開設したい銀行を決める(上記の銀行を参考に)

必要書類を準備する(在留カード・パスポートは必須)

窓口またはアプリから申し込む

審査が通れば口座番号とキャッシュカードが届く(郵送が多い)

⚠️ 注意点
住民票の登録(転入届)をしないと、銀行によっては口座開設を断られることがあります。日本に住み始めたら、まず市区町村役場に行きましょう。

審査が通らない!よくある失敗と対策

外国人が銀行口座開設で審査に落ちる原因は主に以下の3つです。

よくある失敗原因対策
在留カードの住所と現住所が違う転入届を出していない市区町村役場で転入届を提出してから申し込む
在留期限が短すぎる残存期間が3ヶ月未満更新後に申し込むか、ゆうちょ・セブン銀行など柔軟な銀行を選ぶ
口座開設の目的が不明確「なぜ口座が必要か」を説明できない給与受取・家賃支払いなど具体的な目的を伝える

口座ができたら次は?お金の管理と送金

銀行口座が開設できたら、次のステップも確認しておきましょう。

給与の受け取り口座を会社に申告する
会社にキャッシュカードや通帳に記載の口座情報(銀行名・支店名・口座番号)を伝えましょう。給料を受け取る為に必要となります。

国際送金サービスを検討する
家族への仕送りなど海外に送金する場合は、銀行の海外送金だけでなく、Wise(ワイズ)やRemitlyなど手数料が安いサービスも検討しましょう。

クレジットカードやQR決済と組み合わせる
銀行口座を持てば、クレジットカードの審査を受けたり、PayPayなどのQR決済と紐づけたりすることもできます。日常の支払いがより便利になります。

まとめ

外国人が日本で銀行口座を作るのは、正しい準備をすれば決して難しくありません。

この記事のポイントを3つで整理:
1. 在留カードと住民票(転入届済み)を準備することが最初のステップ
2. 来日直後はゆうちょ銀行やセブン銀行が開設しやすい
3. 審査に落ちた場合は、住所の不一致や在留期限が原因のことが多い

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