7月・8月・9月に日本旅行!おすすめの服装と気候の完全ガイド【外国人向け】

〜猛暑・台風・残暑、日本の夏を安全に楽しむための服装・持ち物・注意事項まとめ〜

はじめに:日本の夏は「暑いだけ」じゃない。3つの顔を知っておこう

「7月・8月・9月の日本に旅行したいけれど、本当に暑いの?何を着ていけばいいの?」など悩む方は多いのではないでしょうか。日本の夏は、外国人旅行者にとって「準備が最も重要な季節」です。

2025年の夏(6〜8月)の平均気温は、統計開始以来最も高い記録を更新しました。8月5日には群馬県伊勢崎市で最高気温41.8℃を記録し、国内の歴代最高気温を更新。さらに全国の熱中症による救急搬送者数は調査開始以降初めて10万人を超えました。これほど過酷な夏を、適切な準備なしに過ごすことはとても危険です。

しかし同時に、日本の夏は花火大会・お盆・縁日・秋祭りの準備と、最も「日本らしい」文化体験ができる季節でもあります。正しい服装と知識を持てば、日本の夏は最高の旅行シーズンになります。

この記事では、7月・8月・9月の月別に気候・気温データと、おすすめの服装・持ち物・注意事項を詳しく解説します。

日本の夏をざっくり理解しよう

まず、7〜9月の日本の気候の全体像を掴みましょう。

季節キーワード
7月梅雨明け〜本格的な夏梅雨明け・猛暑のスタート・海水浴・花火大会
8月真夏・最も暑い月猛暑日・お盆・台風・熱中症リスク最大
9月残暑〜初秋台風シーズン・残暑・少しずつ涼しくなる

⚠️ 重要:日本の夏は年々暑くなっています
2026年7月〜8月の気温は、東日本や西日本、沖縄・奄美で平年より高い見込みです。梅雨明け後は厳しい暑さで、最高気温が40℃以上の酷暑日になる所もありそうです。外国人旅行者にとって特に注意が必要なシーズンです。

7月の日本 〜梅雨が明けて、一気に夏が始まる〜

7月の気温・気候

7月前半は多くの地域でまだ梅雨の時期ですが、7月中旬〜下旬にかけて「梅雨明け」を迎え、一気に真夏の暑さが始まります。梅雨明け後は太陽が強く照りつけ、気温と湿度が同時に高くなる「蒸し暑さ」が特徴です。

7月の気温の目安(東京・大阪の参考値)

時間帯気温の目安感じ方
朝・夜23~27℃蒸し暑い。半袖でも汗をかく
昼間30~37℃非常に暑い。直射日光が危険
雨の日(梅雨末期)25~30℃蒸し暑く不快。傘は必須

参考:気象庁「過去の気象データ」

7月のおすすめ服装

7月は「通気性・速乾性・UVカット」の3点が服装選びのキーワードです。

7月のおすすめコーデ
👕 トップス: 半袖Tシャツ・麻(リネン)素材のシャツ・速乾素材のポロシャツ
👖 ボトムス: 薄手のショートパンツ・通気性のよいサマーパンツ・軽いスカート
👟 靴: 涼しいサンダル・通気性のあるスニーカー(歩きやすいもの)
🧢 帽子: 必須!つばの広い帽子またはキャップ
🕶️ サングラス: 紫外線から目を守るために推奨

⚠️ 注意!
7月でもジーンズ・厚手の素材は熱がこもって危険。デニム生地は避けましょう。

屋内(冷房)対策も必要!

日本の夏の特徴として、屋外は35℃以上の猛暑でも、屋内(電車・デパート・コンビニ・レストランなど)は冷房が非常に効いており、体感温度が20〜22℃まで下がることがあります。

✅ 薄手のカーディガン・羽織りものをバッグに入れておく
✅ 特に女性は冷房で冷えやすいため、ストールや薄手のジャケットが便利

7月に日本で楽しめること

🎆 花火大会(はなびたいかい): 7月〜8月にかけて全国各地で開催。日本の夏の最大イベント
🏖️ 海水浴: 沖縄・湘南・伊豆・宮崎などのビーチが人気
👘 浴衣(ゆかた): 夏の花火大会・夏祭りでは浴衣を着る文化がある

8月の日本 〜真夏・熱中症に最も注意が必要な月〜

8月の気候:日本で最も暑い月

2026年8月は、東北から沖縄で広く「熱中症厳重警戒」ランクになる見込みで、内陸部など所々で「危険」ランクになるでしょう。外国人旅行者が最も体調を崩しやすい月が8月です。

8月の気温の目安(東京・大阪の参考値)

時間帯気温の目安感じ方
朝・夜25~29℃夜でも暑い。熱帯夜になる日も多い
昼間33~40℃危険な暑さ。外出は最低限に
日なたの体感温度40~50℃直射日光下は非常に危険

⚠️ 「熱帯夜(ねったいや)」に注意
日本の夏は夜になっても気温が25℃以上のまま下がらない「熱帯夜」が続くことがあります。睡眠中も熱中症になるリスクがあるため、エアコンは夜通し使用することを推奨します。

8月のおすすめ服装

服装の基本は7月と同じですが、8月はさらに「熱中症対策」を最優先に考えます。

8月のおすすめコーデ
👕 トップス: 白・薄いグレーなど明るい色の半袖(熱を吸収しにくい)
👖 ボトムス: 風が通る薄手のサマーパンツ・スカート
👡 靴: 涼しいサンダル(長時間歩く場合は歩きやすさも考慮)
🧢 帽子: 必須。UVカット素材が理想
🌂 日傘(ひがさ): 日本では夏の日傘は当たり前。男女問わず使用を推奨

💡 「晴雨兼用傘(せいうけんよう かさ)」が最高に便利!
日本には晴れた日の日よけにも、雨の日にも使える「晴雨兼用傘」があります。コンビニや100円ショップでも購入でき、夏旅行の必需品です。

熱中症を防ぐための5つの対策

2025年の全国の熱中症による救急搬送者数(5月から9月)は100,510人となり、2008年の調査開始以降で初めて10万人を超えました。外国人旅行者も他人事ではありません。以下の5つの対策を必ず守ってください。

① こまめな水分補給
のどが渇く前に飲む。1時間ごとに水または経口補水液を飲むことを習慣にする。

② 直射日光を避ける
10時〜15時は特に紫外線・気温が高い。この時間帯は屋内で過ごすか、日陰を選んで行動する。

③ 塩分補給も忘れずに
汗をたくさんかくと塩分も失われます。スポーツドリンク・塩タブレット(日本のコンビニで購入可)を活用する。

④ 冷却グッズを活用する
日本のコンビニ・ドラッグストアでは「冷却シート」「冷感スプレー」「首冷やしグッズ」など、夏の熱中症対策グッズが豊富に販売されています。

⑤ 異変を感じたらすぐに涼しい場所へ
めまい・頭痛・吐き気・顔の赤みを感じたら、熱中症のサインです。すぐに日陰または冷房のある場所へ移動し、水分補給をしてください。

🚑 救急の電話番号:119番(日本の救急・消防の番号)

8月に日本で楽しめること

🎆 花火大会(クライマックス):7月〜8月にかけて全国各地で開催。日本の夏の最大イベント
🏮 お盆(おぼん)・盂蘭盆会: 先祖の霊を迎える日本の伝統行事。盆踊りや提灯など文化体験が豊富
🎭 夏祭り(なつまつり): 阿波おどり(徳島)・ねぶた祭(青森)・秋田竿燈まつりなど東北の大型祭りが集中

9月の日本 〜台風と残暑。でも旅行には穴場のシーズン〜

9月の気候:残暑と台風に注意

9月は少しずつ暑さが和らぎ始めますが、まだ「残暑(ざんしょ)」が続きます。また、9月は日本の台風シーズンのピークにあたります。

9月の気温は平年並みの所が多いでしょう。ただし残暑が厳しく、9月上旬〜中旬は30℃を超える日も多いです。一方、9月下旬になると朝晩は25℃以下に下がり、少しずつ秋の気配を感じられるようになります。

9月の気温の目安(東京・大阪の参考値)

時期昼の気温目安夜の気温目安感じ方
9月上旬30~34℃24~27℃まだ真夏の暑さ
9月中旬27~32℃22~25℃朝晩が少し涼しくなってきた
9月下旬23~28℃18~22℃秋の気配。薄手の羽織りが必要な日も

9月のおすすめ服装

9月は「夏服+薄手の羽織り」の組み合わせが基本です。月の前半・後半で気温が大きく変わるため、重ね着できる服装が最適です。

9月上旬のコーデ(8月と同様)
👕 半袖Tシャツ・通気性のよい服
🧢 帽子・日焼け止めは引き続き必須

9月中旬〜下旬のコーデ(移行期)
👕 トップス: 長袖シャツ・薄手のカーディガン
👖 ボトムス: 薄手のパンツ・スカート(タイツは9月下旬から)
🧥 アウター: 薄手のジャケット・ウィンドブレーカー(朝晩用)
👟 靴: スニーカー推奨(サンダルは9月下旬には少し寒くなる場合も)

台風シーズンの対処法

9月は日本の台風シーズンのピークです。外国人旅行者にとって特に重要な情報をまとめます。

台風(たいふう)とは?
台風は、強い風と大雨をもたらす熱帯低気圧です。上陸すると交通機関の運休・観光地の閉鎖・停電が発生することがあります。

台風が来たときの行動指針

状況行動
台風が近づいている外出を控え、ホテル・宿泊先に留まる
交通機関の運休無理に移動しない。運転再開を待つ
河川・海の近く増水・高波の危険があるため近づかない
情報収集気象庁・NHK・「Safety tips」アプリで最新情報を確認

🔗 台風・気象情報は気象庁公式サイトでリアルタイムに確認:気象庁「台風情報」
📌災害時に役立つ「Safety tips」アプリの活用
観光庁監修の多言語防災アプリ「Safety tips」は、台風・大雨などの警報をあなたの言語でリアルタイムに通知してくれます。日本旅行前にダウンロードすることをおすすめします。
Safety tipsとは?日本在住の外国人・旅行者必見の防災アプリ|地震・津波対策に

月別・エリア別 気温早見表

東京の月別平均気温(参考値)

平均最高気温平均最高気温服装の目安
7月上旬(梅雨末期)約28〜31℃約22〜24℃夏服+折りたたみ傘
7月下旬(梅雨明け後)約32〜36℃約25〜27℃夏服+帽子+日焼け止め
8月上〜中旬約33〜38℃約26〜27℃軽い夏服+熱中症対策フル装備
8月下旬約32〜36℃約25〜27℃夏服(少しだけ和らぐ)
9月上旬約30〜34℃約23〜26℃まだ夏服
9月中旬約26〜30℃約20〜23℃夏服+薄手の羽織り
9月下旬約22〜27℃約17〜21℃長袖シャツ+薄手のジャケット

地域別の気候の違い

エリア7月の特徴8月の特徴9月の特徴
北海道梅雨なし・比較的涼しい(20〜25℃)過ごしやすい夏(25〜30℃)秋の気配・朝晩は肌寒い
東北梅雨末期・蒸し暑い(25〜32℃)盛夏(28〜34℃)残暑おさまりはじめる
関東・東海梅雨明け・猛暑スタート(30〜36℃)最も暑い(33〜39℃)残暑続く・台風注意
関西・中国・四国猛暑(32〜38℃)酷暑・内陸は40℃超の日も残暑厳しい・台風多い
九州猛暑・台風の影響も(32〜36℃)酷暑・台風シーズン台風ピーク・残暑
沖縄夏本番・台風(30〜33℃)暑いが本土より湿度低め台風が多い・残暑

💡 北海道の7〜8月は日本で最も快適な夏!
7月〜8月の北海道は平均気温20〜28℃程度で、本州の酷暑を避けたい外国人に大人気の旅行先です。梅雨もないため、夏の旅行先として特におすすめです。

夏の旅行に必須の持ち物チェックリスト

7月・8月・9月共通の必須アイテム

アイテム理由
日焼け止め(SPF50以上)日本の夏の紫外線は非常に強い。毎日塗り直しが必要
帽子(UVカット素材)頭部の熱中症を防ぐ。つばの広いものがおすすめ
折りたたみ傘(晴雨兼用)日差し・突然の雨の両方に対応
飲み物(水・スポーツドリンク)熱中症予防。コンビニで常時購入可能
薄手の羽織りもの屋内の冷房対策
モバイルバッテリー地図・翻訳アプリを多用するため
快適な歩きやすい靴観光地は歩く距離が長い

8月の追加アイテム(熱中症対策セット)

アイテム理由
経口補水液・塩タブレット大量の汗で失われた塩分・水分を補給
冷却シート(ひやシート)おでこ・首筋に貼るとすぐに涼しくなる
冷感スプレー(ひんやりスプレー)体に吹きかけるだけで体温を下げられる
扇子(せんす)または携帯扇風機移動中の暑さをしのぐ必需品
日傘男女問わず、日本の夏では当たり前のアイテム

9月の追加アイテム(台風・移行期対策)

アイテム理由
折りたたみ傘(強風対応)台風シーズンは強い風雨が突然来ることがある
防水スプレーバッグ・靴への雨対策
薄手のウィンドブレーカー台風の雨・9月下旬の肌寒さに対応
「Safety tips」アプリ台風・大雨情報をリアルタイムで多言語通知

日本の夏旅行に関するよくある質問(FAQ)

日本の夏はどのくらい暑いですか?

2025年8月5日には群馬県伊勢崎市で最高気温41.8℃を記録し、国内の歴代最高気温を更新しました。東南アジア出身の方でも「日本の夏は想像以上に暑い」と感じることが多いです。理由は気温だけでなく、湿度が高く「蒸し暑い」ため体感温度が非常に高くなるからです。

夏でも温泉(おんせん)に入れますか?

はい。日本では夏でも温泉を楽しめます。暑い夏にあえて温泉に入る「夏の温泉」文化もあります。ただし、入浴前後の水分補給を十分に行ってください。

8月のお盆(おぼん)期間は何が変わりますか?

8月13〜16日頃はお盆の時期で、多くの日本人が帰省するため、交通機関・観光地が非常に混雑します。新幹線・高速バス・飛行機の予約は早めに。この期間は宿泊費も上がる傾向があります。

台風が来たとき、旅行のキャンセルはできますか?

航空会社・鉄道・宿泊施設によっては台風を理由とした無料キャンセルを認める場合があります。旅行前に各サービスのキャンセルポリシーを確認してください。また、旅行保険への加入を強くおすすめします。

7〜9月の日本で特に人気の観光地は?

7〜8月: 沖縄・宮崎(海水浴)、東北(ねぶた祭・竿燈まつり)、花火大会スポット
8月: 京都(五山送り火・地蔵盆)、北海道(ラベンダー最盛期)
9月下旬: 日光・奥日光(早めの紅葉)、京都(観光客が減り穴場)

夏の服装でお祭りや花火大会に参加できますか?

はい。ただし日本の夏の花火大会・夏祭りでは「浴衣(ゆかた)」を着ます。外国人が浴衣を着ることも大歓迎されます。浴衣レンタルショップは観光地周辺に多くあります。

月別おすすめ服装3行まとめ

7月: 通気性・速乾・UVカット素材の夏服が基本。梅雨末期は折りたたみ傘必携。梅雨明け後は帽子・日焼け止めが必須。屋内の冷房対策として薄手の羽織りをバッグに。

8月: 熱中症対策が最優先。軽い夏服+帽子+日傘+水分補給で外出。白など明るい色の服で熱を反射。冷却グッズをコンビニで調達。夜も熱帯夜になるためエアコン必須。

9月: 前半はまだ夏服でOK。中旬以降は薄手の羽織りを追加。下旬は長袖シャツ+ジャケットで秋の準備を。台風対策として強風対応の傘と「Safety tips」アプリを準備。

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